壊れる前に、辞める決断を

私と同じ時期に派遣で入った人が何人かいる。

その人たちと私は部署は違うが、同じような事をやっていて仕事をする場所も近いので、顔を合わせることが多く、立ち止まって世間話をすることもよくある。

その中でもよく話すうちの1人(以下、Eさん)から聞いた話。

私の所属している部署は人間関係も悪くなく、いやいやながらもなんとなく仕事をしているが、Eさんの部署は人間関係が酷いと話してきた。

仕事は社員の人がメインで1人、補助的な役割で派遣が1~2人でしていることが多く、Eさんの部署の社員はいわゆる体育会系の人が多いらしい。

Eさんと一緒にしている人は、ありえないような暴言を浴びせてくるようだ。
同じ部署の他の派遣の人も暴言を浴びせられながら働いているみたいだ。

  • 〇〇を取ってこい。
  • まだ終わってないのか!
  • 早くやれ!

これは聞いた話のほんの一部だが、こんなことを毎日のように言われ続けているみたいだ。

まだ入って数ヶ月の、しかも派遣の人にやれと言われても解らないことが多いにもかかわらず・・・

よく耐えていると思う。

私ならもう辞めている。

 

社員の人は20年~30年といるから、知っていて当然という雰囲気のようだ。

知っている人は知っているだろうが、知らない人は知らない。
普通に生活していれば使うことがない物が多いから、専門用語で言われても解らないことが多い。

先日、Eさんが「もう辞めようかな・・・」とぼそっと言った。

Eさん:もう辞めようかな・・・

ぼく:え?辞めちゃうの?次の仕事見つかったの?

Eさん:違うよ、人間関係がね・・・

ぼく:そんな風には見えないけど。

Eさん:〇〇さんと〇〇さん(Eさんと同じ部署の派遣の人)も転職を考えているみたい。

ぼく:そんなに酷いの?

Eさん:うん、俺と一緒に仕事してる人よりもっと酷い人がいるみたい。

ぼく:・・・

働き方改革はどうなった!
大企業の社員がこんなことしていてどうする!

先の短い年寄りが若い人を追い込んで仕事を辞めさせていく。

これが日本の労働環境の実態。

残念だが私も派遣、私にはどうすることもできない。

Eさん…生活の為にお金が必要なのは解るが、壊れてしまっては取り返しのつかないことになる、逃げることは悪い事じゃない、自分の体が一番大事なのだから、限界と感じる前に決断をして欲しい。

派遣日記
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コメント

  1. 自分ファーストでいないと病気になったりで結局はお金も減っていくだろうから、遠慮せずにやめて違うところにいけばいいと思うなあ。

    仕事が少ないと言われている鳥取でもいまはいくらでも求人があります。どれを選ぶかは問題なんだけどやっぱり働いてみないとわからないことは多いからしょうがない部分もあるよね。

    • あさげ より:

      この派遣の人(Eさん)は30歳。
      リタイアという生き方があることも知らないと思います。

      私の口から「仕事なんていくらでもあるし、嫌なら遠慮することないよ」と言い出せません。
      いい人なので、病気になったりする前に気が付いて辞めてほしいと願っています。