就職氷河期世代とバブル期のじじいども

私は18歳から働き始めて、今年で35歳になります。
就職氷河期という世代です。

当時学校に来る求人は本当にまともなのが無かった。
ブラック企業と言う言葉がまだなかった(と思う)時でしたが、今かすかに覚えている求人票の内容を思い出してみても、まともな内容ではなかったと思います。

何とか就職も決まったが、選択の余地はなく、残り物を選ばされた感じでした。

その数年後一旦景気は持ち直したのですが、地元の田舎には中途採用をしてくれる企業がほとんどなく、中途で募集しているところは安月給、地元でも有名なブラック企業ばかりでした。

そしてリーマンショック→東北地震ときて私の20代は終わりました。

その間、安月給ながらも仕事自体は楽な方だったし、不景気で就職先が無いと言われていた時代でも働いていたのはよかったと思います。

でもこのままではいけないと思い、転職しようと何度か面接にも行ったことがあります。
面接で聞かれるのはどこへ行っても同じようなことを聞かれました。

・今まで何をしてきましたか?
・あなたは何ができますか?
・弊社を選んだ理由を教えてください。

学校を卒業して就職先を選ぶことさえできなかった。
入った会社も人数合わせ、人がいればいい、辞めればまた新しく入れたらいいみたいな感じだったし、簡単なことしかやらせてもらえなかった。
何度も辞めようと思ったけど、その先はニートかフリーターの2択…。

何も出来ない奴と思われているのは分かっている、実際その通りだし、なりたくてこうなったわけじゃない。

だから今度こそはと思い給料のいい有名な会社に入って、頑張ろうと思っていた。
この会社を選んだ理由なんて「給料がいいから」それ以外にあるわけがない。

バブル時代で就職なんて選び放題だった時のじじいどもが、何も知らないくせに偉そうに上から目線で質問してくるのには毎回腹が立った。

もう企業にも政治にも期待はしていない、今から社会に出る若者には変化があるかもしれないが、30を過ぎた私には何も変わらない。
こんな時代だからこそ努力した人もいるだろうが、そんな人ばかりではない、できない人間もいるのだ。
終わってしまったことは今更悔やんでも仕方ない。

33歳で前職をクビになり、今の会社に入って1年が過ぎ、今の会社は私には向いてないことが分かったし、何十年もこの会社で働くことが想像できない、近く退職をしようと思っている。

そのころには35歳である私はもう手遅れ…
結局何もできないまま職歴だけが増えていきました。

今はもう働きたくない。
安月給、ブラックのどちらか(または両方)の会社ぐらいしか雇ってもらえないので諦めている部分もあると思います。

そんなところに行って時間を無駄にするなら、働かない方がマシです。
リタイアをして、人にも時間にも縛られない生活をしようと思っています。

リーマンショックが起きるまでに真剣に転職しようと行動をしていたら、今とは違った結果になったかもしれません。

今度こそ後悔しないように…

日記…みたいなもの
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