近頃テレビで「最低賃金」の話をよく見かけます。
日本の最低賃金は世界の先進国の中でも最低クラスらしいです。
最低賃金で働くより、生活保護の方が多く貰えるなら働く意味が解りません。
せめて生活保護は上回らないと、何のために嫌な思いをして働いているのか・・・。
都会と地方の格差
最低賃金の一番高い東京で985円、一番低い鹿児島で761円。
私が住んでいる所も全国的に見ても最低ランク。
東京は物価が高いとか言いますが、コンビニで買う物の値段はどこも同じ。
家賃の差はありますが、地方では生活するのに車が必須、都会は交通機関が整っているので車はいらない、車を保有する税金を考慮すると、ここまで時給に差が無くてもいいのではないかと思います。
バイトの時給が安い
バイトの求人をみても時給が安い、ほぼ800円~となっています。
求人数はそれなりにありますが、都会と比べると圧倒的に少ない。
もちろん時給が高い方が時間効率もいいです。
なるべく労働時間を減らしたいと考えているので、最低賃金を法律で上げてもらえると、今考えている労働時間よりさらに少なくする事が出来ます。
セミリタイアについて
私の資産と今の年齢では完全リタイアは無理だと思っているので、必要な分だけ働くセミリタイアをしようかと考えています。
※例)時給800円×8時間×週3日(月12日)=76,800円
※例)時給1000円×8時間×週3日(月12日)=96,000円
最低賃金1000円になると同じ時間働いてもこれだけの差が出てきます。
今の生活水準なら月10万あれば余裕で足りるので、私の希望している労働時間で十分なことになります。
時給1000円はブラック企業が増える
時給1000円も払えない会社は潰れてしまえ!とよく見かけますが、私もこの考えには賛成です。
最低賃金が上がった分、人を雇う人数が減り、労働者一人当たりに要求されることも上がってくるはずなので、結局ブラック企業はさらにブラック化が進むのではないかと思います。
単に時給を上げるだけでなく、労働基準法をもっと厳しくしてもらいたい。
私は自分さえよければいい、働きたくないだけなので、時間当たりの賃金が上昇するのなら嫌いな労働時間を減らす事が出来る。
でも、求人の数が減り労働の選択の幅は狭くなってくるのではないかとも思います。
この記事でも書いていますが、およそ20年前と時給が変わらないのもおかしな話。
色んな弊害が出てくるでしょうが、最低賃金が1000円になればセミリタイアへ向けたハードルが少し下がるのではないかと思っています。
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