正社員登用の話でセミリタイアの覚悟が揺るがされた

もう正社員で働く気はない。
2年前に2ヶ月で会社を辞めた時にそう決めていたのに、この数日間考えさせられた。

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正社員登用

私より1年先に派遣で働いている人が、派遣元から正社員登用された。
直接その人と接点が無いので詳しい事はわかりませんが、4月に発表された人事異動の表にその人の名前が載っていた。

派遣元の企業には、正社員と派遣社員しかいない、契約社員ではないと思われるので正社員として雇われたのだと思う。

雇用条件、給料は不明だが、派遣元の大企業に雇われたという事実を知った時、私の決心が揺らいだ。

東証1部上場企業の肩書

派遣として1年とちょっと派遣先の企業で働いてきたので、正社員の給料、賞与、福利厚生はある程度わかってきた。
どれをとっても文句なしの好待遇である。

ここで正社員で働いていればもうお金に困ることはない、日々資産が変動する投資なんか辞めて自由にお金を使う事が出来る、この辺りの地域ではトップクラスの給料なので節約もしなくていい。

ただ毎日会社に通っていれば安泰。
もし私にこの話が来たときは、どう行動するのだろうか・・・

セミリタイアすると決めて数年、労働の全てを否定し、仕事なんてどうでもいいと考えていた私が考えさせられた。

お金 or 自由

私のセミリタイアの目的は、収入=支出。
支出に合わせた収入にすることで、労働時間を減らし自由な時間を増やすことが本来の目的。

正社員になれたとしたら、収入>>支出と大きくバランスが崩れることになり、支出をもっと増やしても収入が上回る。

セミリタイアで自由が増える予定だった時間を労働に捧げることになる。
お金をとるか、自由を取るか・・・

普通の人なら迷わず働く道を選ぶのだろうけど、私には定年まで30年近く嫌いな労働をすることを考えたくもない。

最後に

今の考えでの答えは「NO」。

お金の事だけを考えれば魅力的なのだが、給料は働いた対価としてもらう物なので、無能な私にそれだけの仕事を出来る気がしない。

毎朝同じ時間、同じ場所に閉じ込められ奴隷のような生活をすることは無理。

セミリタイアしたとしても労働はするつもりだが、出来るだけ苦痛な労働時間を減らしていこうと思っている。

考えさせられるということは、私のセミリタイアをするという覚悟がまだ中途半端である証拠でもある、というわけである。

しっかり計画を立てて、これならいけるという確信を持たないとセミリタイア生活が失敗するかもしれない。

日記…みたいなもの
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コメント

  1. 「これならいけるという確信」
    これは案外難しいんじゃないかと思います。
    考えれば考えるほど予測不能のことは思いつきますし、不安がなくなることはないんじゃないでしょうか。

    お金が1億以上あればそういった不安も解消できるかも範囲は広くなりますが数千万では今後起きるかもしれない不安とどう向き合うか、その時にどう対応するかを考えることによって確信に変わるかもしれないですね。

    数千万リタイアの場合は何となくいけるんじゃね?という感じから移行した人が多いように感じます。私もその一人なんだけどね。

    • あさげ より:

      数千万で「確信」は難しいですよね・・・

      将来の事は予測不可能なので、どうするか考えておくことは大事だと思います。
      やってみないとわからない事だし、リタイアしたいのなら何となくで行かないと切りがないですね。

      リタイア先輩のアドバイスとして参考にさせてもらいます。