以前にも同じタイトルの記事を書きました→残業が日常化している
派遣で勤め始めて2ヵ月とちょっとが経過し、少しづつ慣れてきて、毎日残業ばかりしているのは入った当時から知っていましたが、2ヵ月も働いているともっと詳しいことも見えてきました。
形だけの「ノー残業デー」
派遣先の会社は土・日・祝日は休み。
週1回はノー残業デーがあり、残業するときは上司に残業理由を報告して、その日の残業者名簿みたいなのに名前&残業時間を記入しなければならない。
定時を過ぎると総務の人が見回りに来て、記入した通りか質問をされる。
ここまでしているのにみんな平気で残業を申請していて、それが却下されることはまず無い。
急ぎの仕事が無ければ残業をしないで定時で帰って下さい、と言っているにもかかわらず、定時のチャイムが鳴っても帰ろうとする人は見当たらない。
時間が来てもまだ作業を続けている。
そのほとんどの人が残業申請をしているから、問題なく作業を続け残業をしているのである。
定時で帰れるようにするのも仕事
私は働き出して2つ目の会社に7年ほど勤めていました。
その会社では、8時間もあって何か急なトラブルでもない限り、その日の仕事が終わらないのはその人の段取りが悪いだけ。
定時の1時間前には作業を終わらせるようにと教わった。
その会社に勤めていた7年間は、残業をする時は会社説明会とか、何か会社からの報告がある時の2~30分のみで、作業をするのに残業をした記憶がほとんどない。
それに比べ今の会社は、休憩が多い&長い、働くのが嫌な私でも少し休憩が長いと感じてしまう。
そんな時間があるなら、さっさとその日の仕事を片付けて、定時で帰れるようにすればいいのにと、いつも思っています。
会社の環境によって残業の感じ方が違う
残業がない会社に勤めていた時は「残業しなければいけないのは段取りが悪いだけ」と言って、段取りよく仕事を片付けていました。
今の派遣先では最初から残業前提で仕事をしていて、定時で仕事を終わらすつもりが無いように見える。
私の教えてもらっている人は20年ぐらい勤めている社員の人。
昔からこれが当たり前だったと言っていました。
そして事業拡大していくと同時に、人が増えず仕事だけ増えていって、次第に残業時間も多くなっていって2時間ぐらい残業するのが普通、今では何も感じないと言っていました。
「環境によってここまで変わるのか」というのが私の感想。
どんなに頑張っても、会社は容赦なく見捨てる
前の会社ではお金は欲しいが、残業してまで欲しいわけではない、どちらかと言われると自由になれる時間の方を選ぶという人が大半で、時間外労働で増えた給料は見かけだけ、景気が悪くなった時には残業が無くなるので給料が減ったみたいで嫌という考え。
今の派遣先の会社では、早く帰りたいが人手不足で残業しないと終わらない、でも残業すれば年収が多くなる、私は土・日は休んでいるので知らなかったが、毎日2時間以上残業をして、土日に休日出勤までしているようです。
労働時間を減らそうという取り組みまで行っているのに、社員の残業時間を見て何も思わないのか、大企業なのに・・・狂っている。
そこまで会社の為に働いて何の意味があるのか…景気が悪くなり会社の経営が傾けば容赦なく切られるのに。
私はそんな人を今まで数多く見てきた。
頑張って働いてきた人が、リーマンショックの時には早期退職で何度も面談に呼ばれ、最後には早期退職を受け入れて辞めた。
そして、いろいろな会社を転々としてきた私は、「会社」と言うものをまったく信用しない人間になってしまった。
労働はクソだと心の底から思っている。
コメント