このブログで何度か「2か月で会社を辞めた」と書いています。
突然ですが、仕事辞めました。で書いていることと重複するところがあるかと思いますが、追記するには文章が多くなりそうなので、前から書いてみようと思っていたことを記事にしてみました。
前置き
この会社は以前に突然来なくなった人がいたらしい。
そして診断書を出され休職扱いになり、そのまま幽霊社員として半年間ほど籍だけを残して、そのまま辞めていったという経緯があるとの事。
その半年間ほどは会社に来ないのに在籍人数にカウントされ、求人を出す許可が上から降りず、会社に来ていないのに適正人数と判断され、残業も多くなったそうだ。
退職届手渡し
入社して2ヶ月で我慢の限界がきて、休みの日に(平日休みの日がある所です)退職届を書いて会社に持って行った。
退職届を手渡した相手は、社長ではないけどその事業所を任されている責任者(上司)に渡した。
事前連絡などしていなかった、出張とかでいなかったらどうしようとかも考えたが、一刻も早くこの会社から立ち去りたかったので、その上司が会社にいることを願って午前中に突撃した。
事務所に入ると上司がいたので、退職届を見せると別室に案内された。
そこで色々聞かれたが、早く終わらせたかったので、「もうこの仕事を続ける気はありません、退職させてください」 とはっきり言った。
退職届は受理され、退職の手続きがあるので、後日もう一度だけ来てほしいと言われた。
退職手続き
事務のお姉さんと上司と私の3人で退職手続きが始まった。
どこにでもある事務的な退職手続きを終わらせ、最後に退職理由を自筆で書かなければいけない欄があった。
そこに記入するのは「自己都合による退職」。
いろいろな理由があるが、私も会社に対してごちゃごちゃ言うのはめんどくさい、何もなく自己退職で終わらせた方が楽だと思っていたのでそう書こうとした時、会社の責任者(上司)が身を乗り出して私が書いているのを見てきた。
そして私が「自己都合による退職」と書き終わったのを見てその場を去っていった。
この上司は自己都合で辞めてほしかったのだろう。
最初にも書いた様に、診断書など出されて無駄に会社にいられては、上司の更に上司に怒られるからだと思う。
上司が去っていった後は、事務のお姉さんにその後の説明を聞き、「お世話になりました」と思ってもいないことを言って、私はその会社を2ヶ月で去っていった。
2ヶ月で辞めた私の方が会社に迷惑をかけているとは思うが、その上司の最後の行動に呆れた。
事務のお姉さんは外まで見送りに来てくれた、上司は「自己都合による退職」と書き終えたらすぐ去っていった。
会社とは本来そういう物だろう、自分の利益の為に奴隷のように働いてくれる人が欲しいだけ、去っていく人はどうでもいいと思っているのだから。
みんな自分の身を守ることで精一杯、「雇う側と雇われる側は対等」ということを忘れているのだろう。
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